ベネシード柔道部の松本薫選手、小野彰子選手、濵田早萌選手、の3名が「第48回全日本実業柔道個人選手権大会」に出場いたしました。本大会では、11月に行われる予定の「平成30年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」の出場資格決定戦も行われました。

下記のとおり、対戦成績をご報告いたします。

■ 8月25日（土）　松本薫選手（女子57kg級）

松本選手は、本大会で銅メダルだった2016年のリオデジャネイロ五輪以来の個人戦復帰を果たしました。
今回は特にメディア関係のカメラマンが多数取り囲む中の試合となり、注目度の高さが伺えました。松本選手は試合後の囲み取材で「パワー負けはあったけど速さや反応なら私が一番。」と語った通り、初戦から危なげない試合運びで決勝まで勝ち進みました。決勝戦では、試合中盤に指導を受けたあと技ありを取られ、「準決勝で勝った時に『疲れた』と思ってしまった。勝ちに行く練習、その覚悟が足りていない」と決勝戦の敗因を自己分析していました。松本選手は、既に講道館杯の出場資格を獲得しており、今後の試合に期待されます。

【対戦成績】
１回戦：一本勝ち（腕挫十字固）
２回戦：一本勝ち（崩上四方固）
準々決勝：一本勝ち（小内刈り）
準決勝：技あり勝ち（小内刈り）
決勝：技あり負け

 

■ 8月25日（土）　小野彰子選手（女子57kg級）

準々決勝で負けがついたものの、講道館杯出場資格決定戦では１回戦２回戦と勝利し、講道館杯への出場資格を獲得しました。

【対戦成績】
１回戦：一本勝ち（合せ技）
２回戦：一本勝ち（合わ技）
準々決勝：一本負け
講道館杯出場資格決定戦　１回戦：技あり（大外刈り）
２回戦：一本勝ち（内股）

■ 8月25日（土））　濵田早萌選手（女子48kg級）

去年に引き続き、本大会への出場が2回目となる濵田選手。１回戦は背負い投げで勝利し、２回戦敗退となりましたが、既に講道館杯の出場資格を獲得しており、次回の試合に期待されます。

【対戦成績】
１回戦：技あり勝ち（背負い投げ）
２回戦：技あり負け

会場に駆けつけ、長時間にわたって温かいご声援を送ってくださいました皆様、誠にありがとうございました。

今回出場した３選手は、11月4日（日）に行われる予定の「平成30年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会」への出場が決定しております。今後ともベネシード柔道部の応援を宜しくお願いいたします。