リオデジャネイロ五輪にて2大会連続メダル獲得!

ブラジルで開催されましたリオデジャネイロ五輪におきまして、2016年8月8日から9日にかけて柔道女子57kg級の試合が行われ、
同階級日本代表の松本 薫選手がロンドン五輪からの2大会連続メダルとなる銅メダルを獲得しました。

初戦(2回戦)では、終始落ち着いた試合展開で、相手選手を寝技で押さえ込んで一本勝ち。
準々決勝戦では、松本選手が小内刈りや袖釣り込み腰など技をかけて攻め続けたものの、
オトーヌ・パビア選手からポイントが取れず4分間が終了しゴールデンスコア(GS)※に突入。
松本選手はGSに入ってからも攻めの姿勢は変わらず技をかけ続け、延長3分50秒に袖釣り込み腰からの技ありで見事勝利。
約8分にも及ぶ激戦となりました。
準決勝戦では、世界ランキング1位のスミヤ・ドルジスレン選手と対戦。冷静に対処していましたが、開始24秒に相手が松本選手の足の間に潜り込み、そのまま背負い投げを決められ一本負け。2大会連続の金メダルはなりませんでした。

気持ちを切り替えて挑んだ3位決定戦。
メダル獲得の最後の戦いとなる対戦相手は連 珍羚 (レン・チンレイ)選手。
松本選手は「何も持たずに日本に帰れない」と、最後まで攻め続け、残り30秒に相手の懐に飛び込むような小内巻込みが決まり有効。
見事勝利し銅メダルを獲得しました。
全国の皆様の松本選手への熱い応援・ご声援が、2大会連続メダル獲得という快挙につながりました。誠にありがとうございました。
今後とも松本選手並びに柔道部への温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
※ゴールデンスコア(GS)…時間無制限の延長戦。どちらかにポイントまたは反則がついた時点で試合終了。

【対戦成績】

初戦(2回戦):ズレヒア アブゼタ・ダボーネ選手(コートジポワール)  一本勝ち(横四方固め)

準々決勝戦:オトーヌ・パビア選手(フランス)  優勢勝ち(袖釣り込み腰(技あり)・GS)

準決勝戦:スミヤ・ドルジスレン選手(モンゴル) 一本負け(背負い投げ)

3位決定戦:連 珍羚 レン・チンレイ選手(台湾)  優勢勝ち(小内巻込み)

【ベネシード柔道部】

http://www.beneseed.co.jp/judo/